プラスチック資源循環促進法

プラスチック資源循環促進法

プラスチック新法が施行されます


地球規模で問題となっているプラスチックゴミについて
ニュースなどで取り沙汰されるようになってから何年か過ぎました。

プラスチック資源循環促進法

既に世界の海に存在しているといわれているプラスチックゴミは合計で1億5000トン、
そこへ毎年新たに800万トン(重さにしてジェット機5万機相当)が
新たに流入していると想定されています。

海を漂うビニール袋、浜に打ち上げられるペットボトルなど無数のプラスチックごみ。
風化して砂や泥の中で大量に蓄積されるマイクロプラスチック。

プラスチック資源循環促進法

2050年(あと28年後です!)の海には
魚よりもゴミの量の方が多くなるとも言われています。

海洋ゴミの8割が街で発生したゴミです。


手軽で耐久性な上に、安価で大量に生産できることから
食品の梱包から洋服、医療の現場や建設資材に至るまで
生活の中に深く浸透しているプラスチック。

プラスチックの大量生産のきっかけは第二次世界大戦の勃発でした。
軍事徴用により金属類が不足し
代用品として民間での需要が高まったのです。

第二次世界大戦が終結した後も、
安価さと利便性で金属に勝るプラスチックはそのまま日用品に深く浸透していきました。

つまり、プラスチックの歴史はまだ70年ほどなのです!!

不要となったプラスチックは
埋め立て廃棄されることで土壌や海洋の汚染を引き起こし
燃やせば大気汚染や温暖化に影響を与えます。


こうした問題に向き合うため、世界各地でリサイクルしやすいプラスチックや
生分解性を持つプラスチック、さらにはプラスチックの代替素材の開発が進められています。

プラスチックは現代社会に不可欠な素材です。

すべてのプラスチック=環境負荷ではありません。

正しくプラスチックと向き合い、資源循環型社会を形成していくことが重要です。

2019年5月に「プラスチック資源循環戦略」が策定され
今年4月1日からプラスチック資源循環促進法(プラスチック新法)が施行されます。

プラスチック資源循環促進法

これは、
フォーク・スプーン・ストロー・ナイフ・マドラー・ヘアブラシ・歯ブラシ・櫛・剃刀・シャワーキャップ・ハンガー・衣類用カバー の
12品目について国として特定プラスチック仕様製品として定められ削減対策が義務化されるものです。

これらを提供する小売業や宿泊業者は使用の合理化を求められます。

今度の日常生活の影響としてはレジ袋が有料化によってエコバックの持参が当たり前となったように
上記12品目が有料化となることで、マイカトラリーやマイストローを日常的に持ち歩く人が増えると想定されます。

この法律の施行によって私たち一人一人がプラスチックごみの分別の徹底が求められることになります。

Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3Rの取り組みをもとに
プラスチックをなるべく使わない!生活を心がけることはとても大切です。
しかしそれだけではくRenewable(リニューアブル)「再生可能な資源に変えること」
貴重な資源を循環させて持続可能な社会を目指すことが重要です。

プラスチック資源循環促進法


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プラスチック資源循環促進法

一人一人が問題を意識し、小さなことでも行動することで
必ず世界は変わります!


エイトマインド7、8
ポジティブに愛を持って
地球に優しく心地よく暮らしましょう<3

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